先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきました〜抜糸

前回までのお話
手術から1週間。抜糸をしてきました。
今まで抜糸といえば、親知らずを抜いた後の抜糸だったんですが、親知らずの時はいつのまにか糸がとれてたんですよね。

今回は絆創膏をはがすことなく1週間を迎えたので、当然糸が残ってます。

痛いときいていたので覚悟をしていましたが、やはりちょっと痛かったです。

皮膚の表面についている深めの傷の痛み。

手術の傷そのものはよくくっついていたらしく、抜糸が済んだら痛みはなくなりました。

何か、テープのようなものを貼られて終わり。

テープに何かスプレーをしてたけど何だったんだろう。そのテープが勝手にはがれたらほっといて良いそうです。

まだ色が変ですけど、もう濡らしてもお風呂に入っても大丈夫。髪を洗ってもしみませんでした。

あとは日が経つにつれ治るんでしょう。

次回は1ヶ月後の検診です。

先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきました〜お風呂

前回までの話。
手術ということなので、少しの間お風呂には入れません。
当日はもちろん、翌日(管抜き)は先生が状態を見て、腫れがひくまではやめるようにとの指示でした。
ただ、首から下のシャワーのみOK。
でもこの時期、寒いんですよね。

髪も手術前日に洗ったものの、2日も経つと気持ち悪い&翌日は仕事だったので、手術後2日目の夜にシャワーで頭を少し流しました。
耳に水がかからないように、ハンドタオルで患部を守りながら。
抜糸まではこんな感じでいこうと思います。
抜糸の後は大丈夫みたいなんですが。

先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきましたその3

前回までの話

翌日は朝から病院に行って、管をとりました。

浸出液は出なくなったわけではなかったみたいなんですが、
大丈夫だろう、ととりました。

患部は少しまだ腫れているようで、お風呂や運動はもうすこし控えるようにと言われました。

今日はちょっと痛かったです。

で、管を抜いたところを埋めるためか、形を整えるためか、液を出すためか、わからないんですが、グイグイ押されました。

これもちょっと痛かった。

でも次は抜糸です。

今日は手術から3日経ちますが、患部を押したら痛い程度。

相変わらず手術した方の耳を上にして寝ます。

手術した側が下になったら慌てて目が覚めます。

病院から処方された抗生剤は今日で終わり。後は良くなるだけです。

先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきましたその2

前回 先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきましたその1

手術ですが、局所麻酔での手術になりました。全身麻酔でやる人もいるようなんですが、それはかなりひどいケースなんでしょうか。場所にもよるのかな?

当日は手術開始の10分前に受付。ちなみに、食事は2時間前までと言われました。

手術室・・・ではなく処置室に入り、髪をまとめて緑色の紙のシャワーキャップみたいなのをかぶります。レーシックの時にかぶったようなやつです。

私は耳の周りの髪が入りきらなかったので、看護士さんに髪をテープで止められました。
「剥がす時が痛いよ〜〜」と言われました(実際、手術の流れの中で、これを剥がすときが一番痛かったかも)

で、靴を脱いで台に横になる。天井には「あのライト」が。

看護士さんがリラックスさせようと、いろいろ話をしてくれます。大学病院なので、若い医師も何人か来て、周囲で和やかに準備をしています。若い医師というのが、みんな女性で、すっごい美人ばっかりなのには驚いたけど。みんな若くて優秀なんだろうなーと思っていたら執刀医登場。登場も和やかに。

いよいよ開始となるわけですが、左耳を上にして寝るために、首をただ横に向けるだけでは痛いので、体の左側にクッションを入れて傾けてくれました。

そこから消毒をして、耳のところだけ開いた青い布をかけられて、麻酔。
麻酔は耳の3カ所に注射されました。もっと痛いと思っていたけど、耳だからといって痛いということはなかったです。

麻酔の効きをチェックしたあと、切除が始まりました。

普通はここで耳の穴に耳栓を入れるようなんですが、部位が穴のすぐ横なので手術の妨げになると判断されたのか、今回は無し。ガーゼでふきながら対応するらしい。

その後は、ゴソゴソ、チョキチョキ、パチン(鋏で切る音?)、「拭いて」という声と押さえたり引っ張ったりする動きが延々。

でも、よーく耳を澄ませると、ラジオみたいなのががかかってました。ジュディマリとかがかかってて、普通は診察中にかかることはないだろうから、これもリラックスできるようになんだろうな〜。結構和みました。ま、その音よりずっと近くでチョキチョキ言ってるんですけどね。
この頃には、緊張はしているものの、横になっていたのでウトウトし始めました。眠りに落ちることはなかったですが、痛くないし、暖かいところでただ横になっている感じ。

切除ですが、袋状の部分は結構大きかったらしく、手間取ってました。袋は思ったより深く、麻酔が効いているか微妙なエリアまで達していたらしい(ここはちょっと痛かった)。周りともくっついていたようで、先生は「剥がれろ〜〜」とひっぱったりブンブンしたりしてました。

大丈夫かよ・・・と心配にはなったのですが、袋状のところも全部とれたようでした。
最後は縫合して終わり。縫合するときに、浸出液が出やすいように管を入れられたらしいです。
今は絆創膏をはられているのでわかりませんが。

絆創膏を貼ったら手術は終了。
翌日その管をとる&経過を診るための予約をして精算。
薬は抗生剤と痛み止めを処方されました。

手術が終わってから2時間もすると痛くなってきたので、即痛み止めを飲みました。

続きは明日。管をとります。

先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきましたその1

今日は先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきました。

先天性耳瘻孔そのものは割と良くあるみたいで。

私は幼い頃から、右にくらべて、左耳の穴の上のところ(ここでいう「胃」のポイントの少し左側の三角形の部分)がふくらんでいるのが気になっていたんですが、高校生くらいの頃にパンパンに腫れまして。

気持ち悪いのでいじっていたら、臭いアカのような、ペースト状のものがモリモリ、にゅるにゅると出てきて痛い(最後には血が出る)。

何度かそういうことがあったので、どうなっているんだろうと耳をデジカメで撮ってみたら。穴。

そんなのあったっけ?どうやら臭いペーストはここから出てきているようで。

だいたい年1〜2回の腫れ〜回復を繰り返すので、昨年ついに耳鼻科を受診。

この現象の名前と、形成外科で手術すればとれることと、穴が2つあることを知りました。

初の炎症から10年くらい経つけれど、いつのまに穴2つ・・・。

近くの形成外科がある病院への紹介状を書いてもらいました。今回は大学病院へ行くことに。

大学病院への受診は12月中旬。診てもらって、無理して手術をすることはないと言われたものの、炎症の起きるペースなどを考えて、切除することに。

翌週にでも手術はできたのですが、休みがとれそうになかったので、年明けに。
で、今日の手術となったわけです。

続き 先天性耳瘻孔(じろうこう)の手術をしてきましたその2