昨年の「SPOT」に続き、今年もサンケイホールブリーゼで小林賢太郎を観てきました。
昨年のレビューはひどいことを書いていました。
「なんか、優等生、ムカつく」みたいな。
今年も言うたります。
優等生野郎め、なんかムカつく!!
その前に普通に感想も。
タイトルは「うるう」。
以前にも登場した「うるう人」がテーマ。
「うるう人」を観ていたときの感覚を再体験するような不思議な感覚とともに話は進みます。
音楽はチェロ。生チェロ。
うおーチェロってこんなにすんごい複雑な音出せるの!?って思ったら、レコーディングとの併奏(っていうの?)だったり、トーキングドラムみたいな使い方だったり。
私はこの人のことをドヤ顔ドヤ顔言うのですが、音楽ひとつとってもドヤ感満載です。
シュッとした関東の特有の文化もありつつ、ちゃんと笑いもありつつ、ほとんど演劇にですよね。
ほんと、東京っぽい。
なんというか、イッセー尾形さん(私がよく観ていたのは15年前くらいなのですが)にどんどん近づいているというか・・・
映像の使い方や場の使い方、演出なんかは違うんだけど、本質的に近づいているんじゃないかと私は思ってしまいます。
もはやコント職人ではない。
演劇作品って言ってるから前からソロになってからはコント職人ではないのか・・・。
言葉遣いや笑いの内容など、いつの時代の話だろう?と思ったら急に現代っぽくなったり、知らん顔をしたかと思えばハグして笑っているような、絶妙な距離のゆらぎを感じる舞台でした。
この人自身、学生時代やラーメンズを始めたときにこんな未来を想像したのだろうか。
そんなことを考えながら観ていました。
やっぱり、この人とどこかで出会っても会話の糸口すら見つからないんだろうな。
だって優等生野郎やもん。
「面白いから観にきただけなんだからねっ!
別に、あなたが好きだから、来たんじゃないんだからねっ//」
って、思ってるけど、死んでも言わない。
でも父には言いたい。幼い頃から東京の笑いにもたくさん触れさせてくれてありがとう。
恩恵ハンパない。
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